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津久井やまゆり園の事件について(声明文)

2016年08月01日 [お知らせ

津久井やまゆり園の事件について

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、
ご家族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。

負傷された方々にお見舞いを申し上げ、一日も早い回復を
お祈りいたします。
そして、当該施設を利用されている方々が
元の平穏で安心できる生活に早く戻れるよう願っています。

この事件を目のあたりにして、障害者の存在を私たちは
次のように考えていることを表明したいと思います。

1.「違い」や「わからないこと」は時として、人を不安にさせ、
恐怖にかりたて、 異質なものを排除したり、価値観の違う人を非難したり、
文化の違いで対立することに 結びつきます。
そんな排他性は、歴史上、たくさんの悲劇を生んできました。
 国連の障害者権利条約の前文(m)で書かれているように、
私たちは障害者が多様性に 対してすでに貴重な貢献をしていると考えます。

2.私たちは異なる文化を持つ人々と交流したり、
認知や感覚が異な人たちと接したりすることで多様な価値観を受け入れ、
そしてそのような寛容性が私たちの人生をより素晴らしいものにしてくれることを
学んできました。

3.障害者は苦手なことや上手にできないこともありますが、
いまある力で懸命に生きようとするその姿勢が
人々を元気づけてくれます。

だからこそ、私たちは障害のある人もない人も共に暮らす社会の実現のために
これからも進んでいきます。

今、自閉症のある人たちは動揺し不安かも知れませんが、
いつもと変わらぬ日常を生きましょう。
支援者さんも、親も地域のひとも、障害のある人を守り続けます。
安心してください。

そして、私たちは、亡くなられた方、一人ひとりのこれまでの人生を振り返り、
その命の尊さを見つめたいと思います。

2016年8月1日   

        NPO法人東京都自閉症協会 理事長 今井忠

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